「もっと良い金型を作りたい。」「お客さんが満足していただける金型を作りたい。」それは北越金型発足当時からの私たちの強い想いです。製造業は今、どこも経済的に苦しい状況に追い込まれています。シャッターが降りたままの工場、人の気配のない工場。このままでは、日本は大変なことになってしまう。今こそ、金型のちからで製造業を活性化させ、そこで働く人たちにもっともっと笑顔を届けたい。北越金型は「顧客満足」という理想の下、金型製作を通じて「製造業に活気」が出るように日々精進しています。

大企業から発信されるやり方を真似て、特定のメディアが取り上げる価値観をすべて無条件に受け入れる。それがこれまでの地方の中小零細企業のやり方でした。「なにもかも大企業のやり方が正しい」「大企業の手法を取り入れれば間違いない」・・・。いや、そんなことはない。北越金型は、画一的な価値観に支配されず、北越金型ならではの価値感を打ち出していきます。町工場が町工場らしく、ここで働く人たちがその人らしく働ける、そんな新しい「町工場」のやり方で努力しています。北越金型にしかないものだから、大企業では真似ができません。完全なオリジナルの北越金型ブランドで新たなビジネスの可能性を追求します。

北越金型の金型は、「その町工場がその町工場らしくあること」と同じように、「北越金型だからこそできるオリジナリティー」を最も重視して制作しています。だから、「製品形状を無視した金型構造」「その場しのぎの安くて早いだけの金型」は製作していません。「何でもいいから、安く早く済ませてほしい」そういったご発注は、原則的にお断りしています。そのかわり、一度お受けした仕事は全社員が全力投球。その姿勢を貫き通した金型製作で、これまでたくさんのお客様にご満足いただきました。今後も「北越金型だからこそできる仕事」に邁進していきます。

1976年に「顧客満足」の理想を掲げ産声をあげた北越金型は、それから三十数年が経過した現在、日本全国のお客様に「満足」してもらえるまで成長しました。今後はさらに、社員全員が一致団結し、国内同業社との提携・交流をより深め、金型のチカラでさらに「日本の製造業が盛り上がる」ように努力していきます。